皆さん、こんにちは。きもの晴るの角田遥奈です。
今夜は中秋の名月です。しかも満月!🌕✨
日本人の感性は豊かな自然や恵まれたその環境により磨かれていると思います。
春は桜見て気持ちが華やぎ、秋は月を見て綻ぶ。
素敵ですね☺️
夏は海やプールにBBQ、様々な楽しいイベントがあるので
夏の終わりはちょっぴり寂しい気持ちになりがちですよね。
でも!9月は実はイベントがたくさんあるのです✨
先日の記事でも触れたように重陽の節句やお月見もあります。
季節の移ろいを意識すると、様々な和のイベントで毎月楽しくなります。
さて、十五夜のお月見は平安時代に伝わった風習です。 月の丸さにちなんで豊作や家族円満を願い祝ったのが始まりとされています。 お花見やお月見は貴族文化です。 平安の貴族たちは船あそびをしながら月を眺めたり、水面に映った月を楽しんだりしていました。 ロマンティックで素敵☺️ のちに江戸時代から庶民にも秋の収穫を祝う行事として広まりました。 この時期に収穫された芋の熱々の芋煮を食べながら家族でわいわいするのも楽しそうですね。 イメージ通りの丸い月見団子が出て来たのは江戸時代後期だそうです。 お月見といえば、月見団子にススキが浮かびますが なぜススキなのでしょうか? まん丸のお団子は満月を見立てています。 ススキは、月の神様が降りてくださるようにという依り代です。 依り代って...!?
なんだか響が厳かですね。 依り代とは、神様が地上に降り立つ際の一時的な身の置き所です。 例えるならばヘリポートみたいな...!!?🛬 昔の人々の暮らしは、今より神様が身近に感じますね。 皆さんも季節の移ろいを楽しみ、心のゆとりを感じてみてはいかがでしょうか☺️
私はお団子を頬張りたいと思います💓 今日も皆様にとって良い1日となりますように。
(写真はお稽古で生けたお花。菊の黄色が鮮やかで可愛い☺️) 着物、着付け教室に関するご相談やご質問はLINEからお気軽にお問い合わせください。 日々の活動や着物の写真はInstagramに日々投稿しているのでご興味がある方は覗いてみてください。
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